開発しているサービスのセキュリティ向上のため、
ログイン時に連続して失敗した場合に一定時間のログイン制限処理を実装します。
ログイン時のエラー情報は既にDBに記録されていたので、
単純にログイン開始時及びエラー時にDBを検索しようと思ったのですが、
データ数次第で検索に時間がかかる・DBと接続できない場合に取得不可など、
ログイン処理の長時間化や動作不良の懸念がありました。
そのため、ログイン時にはDB検索を行わずに済むよう、
エラー記録時にサーバーにてキャッシュし、
ログイン処理にてエラー情報取得時にキャッシュから取得する方針にしました。
またこれだけだとサーバーが再起動した際にはキャッシュが消えてしまうので、
初期化時にDBを検索し、有効な情報のみキャッシュに追加することにします。
この方針で仕様を練り直して、問題なく動作するように実装したいと思います。
月別アーカイブ: 2025年10月
画像描画GUIに多角形選択機能を追加
社内ライブラリに実装しています画像描画GUIに、新たに「多角形の範囲選択機能」を追加しました。これまでの矩形選択や楕円選択に加え、より柔軟で精密な範囲指定が可能になります。
製品検査や研究用途で画像を扱う際、対象物が必ずしも矩形や楕円の形状とは限りません。例えば、検査領域の形状や微細構造の解析では、複雑な輪郭を持つ対象を正確に切り出す必要があります。多角形選択機能を使えば、任意の頂点を指定して自由な形状で範囲を選択できるため、従来の選択方式では難しかった精密な処理が可能になります。
ペイントソフトライクな操作性
操作感にもこだわりました。多角形選択の挙動は、GIMPなどのペイントソフトに近づけて設計しています。クリックで頂点を追加し、開始点クリックで選択完了。頂点のドラッグにも対応しています。直感的な操作で、初めて使う方でもすぐに慣れていただけます。
技術的なポイント
多角形選択の実装には、頂点情報をベクトル形式で保持し、リアルタイムでポリゴン描画を行うアルゴリズムを採用しています。選択範囲のマスク生成や、画像処理ライブラリとの連携もスムーズに行えるよう設計されており、OpenCVなどとの統合も容易です。既存の業務システムへの組み込みも柔軟に対応可能です。
コードの良し悪し
こんにちは mtjです
プログラムという物はいろんな書き方があり 結果は同じでも多種多様なコードが生まれます
見やすい、短いコードもあれば 処理速度が早い、メモリ使用率が低いコード等 結果は同じですが 効果は様々なコードがあります。
どのコードが一番良いかを判断するためにはソフトが稼働する端末のスペック、どの程度の時間まで許容できるか できそうか
演算量で言えば 時間あたりのデータ数等様々な情報が必要になります
全てを満足に満たせるコードがあれば良いのですが 演算速度を高めようとすると可読性、負荷が高くなったり等やはり課題は出てきます。
そういった要求スペックを満たすコードを作るのが自分たちの役目だと思ってますし そこがプログラムの楽しさでもあると思ってます。
システムを作る場合にはそういった情報も漏らさず確認、推測していきたいですね
WordPressにて記事を投稿できなくなる問題を解決
先月からブログを投稿できなくなっておりました。
手が空いたので本日調査したところ、無事解決できたので、
以下にまとめます。
#症状
WordPressの投稿画面にて、寄稿者権限でないにも関わらず、「公開」ボタンが非表示となり、
代わりに「レビュー待ちとして送信」ボタンが表示されていました。
「レビュー待ちとして送信」ボタンをクリックするとエラーになり、
投稿はおろかレビュー待ちとして送信もできず。
#解決策
プラグイン Incorrect Datetime Bug Fix (※) をインストールして有効化しました。
※データの日付が ’0000-00-00 00:00:00′ の場合エラーとする設定を無効化するプラグイン
Incorrect Datetime Bug Fix – WordPress plugin | WordPress.org
#経緯
レンタルサーバーの更新が先月頭にあったのでそれによるものではないかと言う話になり、
レンタルサーバー運営に問い合わせ。
↓
WordPressが古過ぎるのが原因ではないかと言われる。
↓
WordPressの更新は手間なので一旦保留に。
↓
他の解決策を探す。
一番初めに見つかるのはDBの容量不足だが、容量は問題なし。
↓
解決策は見つからないものの、wp-config.phpにて
define('WP_DEBUG', true);
を設定するとデバッグモードとなりエラーログなど出力できると判明。
→WordPressで新規投稿ができなくなった原因がプラグインだった | #interest_ae
↓
レンタルサーバーコントロールパネルから wp-config.php を開き、デバッグモードをオンに。
↓
投稿画面を開くと以下のエラーログが表示。
WordPress database error: [Incorrect datetime value: '0000-00-00 00:00:00' for column 'post_date_gmt' at row 1]
INSERT INTO …
…
VALUES (…,’0000-00-00 00:00:00′,…)
↓
エラー内容で検索して解決策記載ページを発見!
→MySQLで設定変えたら、WordPressで投稿時に「Incorrect datetime value」エラーが出たので対処法 – たぬきのぶろぐ
#推測される原因
推測なのですが、おそらくレンタルサーバーの更新によりMySqlのバージョンが更新され、
その際に日付が無効値 ‘0000-00-00’ の場合に
エラーとなる設定が追加されたのではないかと思われます。
しかしWordPressの投稿開始時にDBに仮挿入される初期データ内の日付が、
ログを見るに ‘0000-00-00’ のため、投稿開始時にエラーとなり投稿できなくなってしまったのかと。
その問題となる設定を Incorrect Datetime Bug Fix プラグインは無効化してくれるので、
エラーにならずに投稿開始できるようになったのでしょう。
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調べてみたらすんなり解決して良かったです。
毎度のことながら、Webの先人達に感謝!