Windowsソフトの開発環境VisualStudioの機能にイミディエイトウィンドウというものがあり、式のデバックと評価、ステートメントの実行、変数値の出力などの目的でデザイン時に使用することが出来ます。
たとえば、「100 / 3」と入力すると計算結果が表示され、「a.Count」と入力すると変数aのCountプロパティが実行され要素数が表示されます。
今まで試したことがなかったのですが、イミディエイトウィンドウでフォームを表示するメソッドを呼び出した場合、どうなるのか? 結果は、なんとフォームが表示されます。
これを利用し、コレクションの要素をグラフ表示するメソッドを作ってみました。
定義は以下のようにIEnumerableの拡張メソッドとしました。
public static void ShowGraph(this IEnumerable source) {}
たとえば、doubleのコレクションbの要素をグラフ表示する場合、イミディエイトウィンドウに以下を入力します。
b.ShowGraph();
これを使えば、演算ルーチンの途中の値を視覚的に確認したいときなどに便利そうです。
他にも、Bitmapクラスの拡張メソッドで画像表示するメソッドがあると、画像解析案件で役立ちそう。