ソフトの作りのこだわり。

こんにちはmtjです。

ソフト開発の費用について。
ソフトの費用というと機能である程度平滑化できるように思われますが 実際は同じ金額で全く同じソフトができるわけでは有りません。

同じ人が作ればある程度は平均化ができますが別な人、会社が作ればUIの作り、処理の作り等により金額もばらばらです。
UIのアニメーション、綺麗さ等に凝れば金額は上がります
処理も1秒も待たせたくないという仕様であれば金額は上がります

そこで大事になっていくのが営業の手腕だと思います。
アニメーションが必要無い箇所で凝ったアニメーションを作る必要はないですし
処理も別に時間がかかってもいいような物であれば即終わるような仕組みを作らなくてもいいです。

相手にとってどの部分が重要かを判断し提案できるかが技術者の腕だと思いました。

開発用PC更新

オフィスではデスクトップPCを使って開発を行っています。
先日、約4年間使用したPCを更新しました。
好きなPCを選んで良いとのことでしたので、Intel Core i9-14900 の高性能なPCにし、
開発がとても快適になりました。

4年前の前回の更新時はCPUにAMD Ryzenを選び、
SSDはそれまでのPCで使用していたHDDをクローンして使用しました。
今回はSSDのクローンが上手くいかなかった為、OSのインストールから行いました。

開発用PCには、新旧様々な開発環境やアプリケーションとその設定、ドライバーなどが入っており、
新規にインストールして開発環境を一から構築するのは骨の折れる作業です。
特に古い開発環境は素直にインストールできなかったりする場合もあります。

ただその甲斐もあって、CPU, SSD, メモリなどの世代が新しくなった事や、
OSクリーンインストールを行ったことで、全体的にきびきび動作するようになり、快適です。
開発中のソフトウェアのビルド時間も大幅に短縮され、効率的にもなりました。
気分も一新して、開発に挑みたいと思います。

.NET MAUIへの移行

今月とうとうXamarinのサポートが終了しましたね。
後継のクロスプラットフレームワークである.NET MAUI[1]に移行するため、
調査や準備を進めています。

現行のアプリのUIを1から新規プラットフォームで構築し直すのは大変です。
しかし、今回は以下の理由などにより、カメラなどネイティブの機能が必要ない箇所を除いて、
WebViewにhtmlを表示するWebアプリ化を行うことになりました。
・サーバーと通信するアプリである
・Webアプリの構築基盤が既に存在する
このWebアプリ化を移行前に行うことにより、MAUIへの移行もスムーズに行えると思われます。

MAUIに関しては、3月に手が空いていたので業務時間内に調査・勉強して、
実機でアプリを実行できるところまで進んでいます。
WPFと同様xamlでUIを記述する形式なため、WPF開発者ならスムーズに開発できる印象を受けました。
VisualStudioをMacとペアリングすることで、開発まではWindows上で行えるのも便利で良いですね。

MAUIの開発が進みましたらまた何か書こうと思います。
以上です。

[1].NET Multi-platform App UI. 2022年に正式リリース。