2020年お世話になりました。

mgcです。

気が付けば2020年も残り10日となってしまいました。
今年も多くの企業様に大変お世話になりました。
誠にありがとうございました。

ありがたいことに私自身はコロナ禍でも大変忙しくさせていただいておりました。
2021年にはコロナ収束を願い、より一層気を引き締めていこうと思いますので
宜しく願い致します。

それでは皆様くれぐれもお体にはご自愛くださいませ。

制御の柔軟性

mgcです。

機械を制御するプログラムであるからこそラダーは柔軟な対応ができるように
設計を行うべきだと感じる事が多々あります。

設計段階で追加改造のことなど考えるのは難しいですが
ある程度頭の中で、[もしかするとこの動作だと難しいかもしれない。]というように
機械の動きを想定しながら最終改造となりそうな箇所を予想して
その分の領域をバッファしておくのも制御屋の力量なのではないかと思います。

設計がうまくできていないと
領域にバッファが無くなり最終的に一括置換でデバイスをずらさなければいけない等の
手間が生じます。
こういった手間を防ぐためにも設計はしっかりと行いたいものです。

ロボットエンジニア講習

mgcです。

昨日携帯ニュースを見ていると川崎重工が
子供向けにロボットエンジニアの講習を開いており
すでに現状の予約がパンパンになっているとの事..
こういった取り組みは素晴らしいですね。

子供に興味を持ってもらい将来的に製造系の仕事に人が増えれば
それだけでもやっている価値があると思います。
現在の製造業は人手不足が大きな問題となっている為
制御系、機械配線、機械調整、等いろいろな分野で
若年層に触れてもらい興味を引くことが出来れば
人手不足も改善していくと思います。

フォーマットの良し悪し

mgcです。

ラダーやTPのフォーマットを持つことは工数削減にもつながり
良い事がある反面
フォーマットに固執しすぎて正常に設計が行えないという悪い面もあります。

あくまでフォーマットは基本のラダー回路というだけで
それをそのまま依頼を受けた設備に対して流用できるとは限りません。
そのあたりを勘違いされている方がすごく多い気がします。

フォーマットの使い方について考えて使用しなければ
効率良くどころか無駄に時間がかかってしまう可能性もあると思います。

新しい事への挑戦

mgcです。

ご無沙汰しております。

さて、新しい事への挑戦。
仕事でもプライベートでも新しい事に常に挑戦したいと
最近よく心がけております。

仕事では、スカラロボット/変位センサ/多軸同期制御等の新しい事への挑戦。
プライベートでは読書をはじめ常に新鮮な気持ちで人生を生きていこうと思っております。
新しい事を始めるには勇気が必要です。
今まで通りの生き方をしていれば大きく躓くことはまずないでしょう。
しかし、新しい事に挑戦するという事は自分の知らない未知の世界に歩き出す訳で
この先何が待ち受けているかわかりません。

ただ、自分の好奇心が向かう方向へ歩かなければ
自分自身にうそをついていることになりかねないことに読んだ本から気づきました。
最近感銘を受けた本は[嫌われる勇気]です。
良ければ一度読んでみてください。

これからも新しい事への挑戦を恐れず仕事、プライベート共に充実した時間を送ろうと思います。

特化した強みの必要性

mgcです。

最近良く”自分にしか作れないプログラム”という言葉を耳にします。
正直こういう言葉を使う制御屋さんは自分の価値を上げたいのだと思いますが
自分にしか作れないプログラムなど存在しないと思います。

誰でも勉強をすれば時間はかかれどいずれそのプログラムを書くことが出来るからです。
100人の制御屋さんに同じ装置の設計を依頼すると
全く同じラダーは1つもできませんが
100人全員同じ動作をさせることができるでしょう。

自分にしか作れないプログラムではなく
それ以外の何か他の制御屋さんにはできない突出した部分
実装スピード、正確性、等を磨けばよりいい制御屋さんになれるのではないでしょうか。

スクリプトテキスト

mgcです。

近頃案件でよくスクリプトを使用します。
制御屋さんは基本的にラダーを使用するので
STのようなプログラムは苦手な人が多く感じます。

STを使用すると複雑な演算処理が簡単に記述出来たり
参照先を間接的に指定することで品種参照等の改造効率がすごくよくなります。

ただ、一般的にこの業界でSTだけですべてを制御してしまうのは
あまり宜しくない気がします。
動的な部分をすべてSTで組んでいるソフトを解析する機会がありましたが
やはり追いにくい…
ラダーのように直感的にデバイスの検索ができなく解析にとても時間がかかります。
慣れていないというのもあるのでしょうが..
それ以上にSTを触れる制御屋さんが少なすぎるので
何か追加改造があればソフトを作った本人でしかできないという状況も出てきてしまいます。

STはSTなりの良さがあるので適切なところで使用するのであればとてもいいと思います。

動作に関する提案

mgcです。

大変ご無沙汰をしております。

現地作業が多く社内でなかなか落ち着けませんが
日々バリバリと仕事をこなしております。

さて今回のブログ内容は動作提案という事ですが
制御をしている以上やはり安全面、オペレータの使い勝手は最優先事項として
考え実装を行っています。
ただ、お客様から頂いた仕様通りに実装を行うのもとても重要なことです。
しかし、実装を進めていきある程度動作が見えた段階で
お客様の仕様から外れた動作になってしまうことが多々あります。
(もちろん安全面等を考慮し、動きを変えているのですが…)

なぜ動作を変えたのか、仕様と違うのかという事をお客様に説明を行い
納得していただくか
お客様の仕様に乗っ取りその通りに実装を行うのかで制御屋としての
価値が分かれるのではないかと思います。

装置仕様

mgcです。

お客様から提示いただく装置仕様は装置製作の要といっても過言はないと思います。
その装置仕様を基に製造、制御が動きを作成していくからです。

仕様が定まらず納期問題の為、着手し一度実装を行ったものに対して
仕様変更が起きることが多々ありますが
正直2度手間,3度手間になってしまい、さらに実装が遅れ出荷が遅れるという
悪循環が起こってしまいお客様への印象も悪くなってしまいます。

なかなか完成品を目の当たりにしていないので
仕様を固めるのは難しいかもしれませんが
きちっと仕様が決まっているものに対しての実装は
やはり実装が行いやすいです。

夏の幕開け

mgcです。

大変ご無沙汰をしております。
長期間現場に出ておりました。

現場に出ている間に梅雨が明け、本格的な夏へと入ってしまいました。
8月に入り熱中症で搬送される方が急増し、亡くなられている方もおられるみたいですね。

お盆は連休工事の為、出張で外出しておりますが
連休の為工場内は冷房無しでの作業となります。
十分注意をし体調管理は万全にしたいものですね。

こまめに水分補給を行い今年の夏を乗り切りましょう。